厚生労働省の統計をみると、年に約10万店舗(全体1割以上)が廃業し、
弊社にも年間に1万店舗近くの店舗閉店相談をいただきます。
人が辞めたなどの理由などもありますが、閉店する理由のほとんどが 「儲からなかったから」 です。
では、なんで「儲からなかったのか?」
私どもで2012年に「儲からない理由のアンケート(複数回答形式)」を実施しました。
その結果、
1位 : 新規の方を集客できなかったから 約80%
2位 : 人材が定着しなかったから 約70%
3位 : 立地が悪かったから 約60%
でした。もちろんオーナーの主観ですので、正確ではありませんが、ほとんどの方は、
「味」には自信があるけれども、「集客」「人材」という課題が目に付きます。
そして、閉店する方に特に多かったのは、飲食店業界経験がない独立開業の方々でした。
そのような方々は、3年以内に60%以上が閉店されているのです(平均30%)。
(実は、私も知識・見識がない頃に飲食店を経営して痛い目にあっています)
そんな厳しい業界と時代だからこそ、
開業前の準備期間にノウハウや知識・見識をつける必要性があると思います。
しかし飲食店をスタートさせると、毎日の業務に追われて、情報が遮断されることはよくあります。
(続く)