「ラーメンのフランチャイズ」と聞くと、
どんな味のブランドを思い浮かべますか?
横浜家系、とんこつ、醤油、
鶏白湯、つけ麺などが一般的でしょうか。
ただ、意外と競合店も少なく穴場なジャンルなのが、
【味噌ラーメン】のフランチャイズなのです。
「味噌ラーメンは人気がない(ニーズが少ない)から店舗数が少ないのかな?」
実はそうではありません。
調査地域によっても多少の違いがありますが、
ラーメンにおいて日本人の好きな味のランキングは、
- 1位が、豚骨
- 2位が、醤油
- 3位が、味噌
参考ページ①全国ラーメン勢力図・味ランキング、3位味噌ラーメン、2位醤油ラーメン、圧倒的1位は?OTONA LIFE https://otona-life.com/2021/10/22/88067/ ②【人気投票 1~34位】ラーメンの種類ランキング!みんなが好きなラーメンの味は?https://ranking.net/rankings/best-ramen
店舗数は豚骨ラーメンがもっとも多く、次に醬油ラーメンが多い。
一方で味噌ラーメンは3位に入るわりに、店舗数が少ない。
味噌ラーメンを食べたいお客様の数に対して「味噌の専門店は足りていない」
すなわち、「味噌はラーメンビジネスの中では勝ちやすいジャンル」を意味します。
フランチャイズビズで人気の味噌ラーメンFC
食べログ百名店受賞!からみそラーメンふくろう
数々の賞を獲得、名古屋のNo.1辛みそラーメン。
・ラーメンWalker2014 新人賞金賞
・食べログ ベストラーメン2014受賞
・究極のラーメン2015 みそラーメン部門1位
・食べログ名古屋 ラーメン部門2016年1位獲得
・食べログ愛知 ラーメン部門2017年1位獲得
・食べログ百名店 5年連続受賞(EAST2017~2021)
・第11回お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー 2021新人賞
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「味噌ラーメン」は目新しさはない?いえ、それで良いんです。
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味噌ラーメンが、他ラーメン店より経営的に有利な理由
味噌ラーメンが有名なチェーン、と聞いて実際にすぐ思い浮かびますか?
例えば、
トライインターナショナルが手がける「田所商店」。
CSコンサルティングが手がける「みそ吟」。
その他、「くるまやラーメン」「どさん子ラーメン」など。
歴史が長いチェーン店も少なくありません。
長く経営が続いているチェーン店が多い理由として、
味噌は、良い意味でトレンド感がありません。
商売として固定客がつきやすく安定しやすいジャンル。
そもそも味噌は日本人にとって慣れ親しんだ調味料のため、
味噌自体が嫌いな人を探す方が難しい。
味噌は原料である大豆のアミノ酸で旨味たっぷり。
しかも発酵食品であり、美容・健康にも良い。
ラーメンの中でも罪悪感があまりなく、広い層から好まれます。
だからこそ、
実際に好きなラーメンの味ランキングでも味噌は上位。
それにも関わらず、
「店舗数が少ない=ライバルが少ない」
ためチャンスが生まれやすい。
そもそも週に何度もラーメンを食べるという方もいるが、
毎回同じ店に行くという方は少ないですよね。
または同じ店舗に行っても、種類を変えて食べている。
「前回は豚骨ラーメンを食べたから、今日は醤油にしよう。
(つけ麺にしよう)(担々麺にしよう)」
などと、違う味を求めてお店に行く。
味噌ラーメン店自体が少ない(≒母数が少ない)ことは、
その中から強いライバルが出現する可能性も低いのです。
つまり、
自店でお客さんが納得するレベルの味噌ラーメンを提供できれば、
「今日は味噌ラーメンの気分」
のターゲットの需要を取り込め、
わかりやすい勝ちパターンとなりやすいと言えます。
例えば「からみそラーメンふくろう」のチェーン本部は、
”むしろラーメン激戦区に出店するのもあり”との発言も。
需要の集まる場所にありながら、
競合となるお店がまずないからだそう。
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✔圧倒的な直営店の実績(2021年2月~2022年1月の平均値)
王子店/月商876万円・利益302万円
北千住店/月商980万円・利益279万円
自由が丘店/月商719万円、利益196万円
では味噌ラーメン店の出店を無条件におすすめかというと、
そうとも言い切れない理由があるのです。
味噌ラーメンは人気なのに、なぜ専門店は少ない?
(え、それなら味噌ラーメンってチャンスじゃないか!)
(でもなぜ、味噌専門店は少ないのだろう?)
これは何故かというと、味噌という食材の性質が一因。
ラーメン店はタレの種類に関わらず、味のブレと日々悪戦苦闘しているもの。
同じ味を毎日ブレずに再現するには、仕込み時間を長く取らなければならず、
調整に時間がかかってしまう。
特に味噌はその日の気候(気温や湿度)により、味が変化しやすい。
結果として重労働となり、
味噌ラーメンは店舗運営には向きにくいメニューになりがち。
そもそもラーメン店を独立開業で出店するのは厳しい時代と言われていることをご存じでしょうか。
まず、客単価の問題。
「ラーメンのくせに高い」と思われがちで、単価1000円の壁はなかなかやぶれない。
しかし内情は、原価も最低賃金も高騰して、非常に苦しい状況のお店も。
価格を上げにくい分、結果として”原価率””人件費率”が高くなりがち。
個人店は高い原価率に対応するため、人件費をおさえるために
人を採用せずに、夫婦で切り盛りすることも多い。
売れなければ精神的な苦痛が、売れれば体力的に苦労が。
一方、チェーン店はセントラルキッチンで仕込まれた材料が送られるので
現場の運営負担がかなり軽くなります。
業態によっては、仕込みは事前にご飯を炊くだけ。
営業中は、スープは温めて出すだけ。
個人店とは比べ物にならないほど、オペレーションがかんたんなチェーンも。
ラーメン店自体の数は変わらなくても、
個人店が減って、その分チェーン店が増えているのはこれがひとつの理由。
厳しい話ですが、仕込みや営業が大変な飲食業態は、個人ではもたなくなってきているとも言えます。
だからこそラーメンを事業としてとらえた場合、チェーン(フランチャイズ)の仕組みは有効です。
特に味噌ラーメンであるならば、チェーン加盟は選択肢の1つとして有効になるのです。
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