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今回は、《2》客単価をいかにあげるか という視点で、事例をご紹介致します。

客単価をあげるといっても、単純な値上げをしても客数が減っては意味がありません。

・客数を減らすことなく、単価をどうあげるのか

・同じ客単価でも、どう原価率を減らすのか

を考えなくてはなりません。

そして客単価向上の秘密はほとんどが店内POPやメニューブックで操作できるのです。

単価設定は”小売業界”が先駆けとなり、「○980円」などの鉄則があります。

しかし、業態によっては上記鉄則が逆効果になるケースもあります。

例えば、スイーツをふらっと商業施設などで買うことをイメージしてください。

POPに「1個380円 ですが、 3個1000円です」と書かれている場合と、

「1個400円 ですが、 3個1000円です」と書かれた場合は、

どちらが3個セットが売れると思われるでしょうか?

実は、、後者の方が3個セットが2倍近く売れてしまった(客数を減らすことなく)というデータがあるのです。

理由は単純明快で「ぱっと計算しやすい」からです。

このケースは「目的性が低い業態(衝動買い)」ほど有効です。

購買するまでに考える時間が短い場合は、値上げとしたとしても、

上記のような「計算しやすい」単価設定をすることも1つの手段ということですね。

(レストランなどの店内にはいりメニューと睨めっこしながら、じっくり考える場合は別です)

次回メルマガでも、「客単価のあげかた ~その2~」

を記載していきますので、どうぞ宜しくお願いします。